ニジマスの日本での現状
ニジマスが日本に移入されてきたのは1877年に北アメリカから来たのが最初だとされています。
その後現在に至るまで各地の渓流や湧水地帯で養殖や放流が盛んに行われました。
北海道では1926年に食糧増産を目的として摩周湖などに放流されました。
公的機関が主導になって養殖事業は広まりました。
ニジマスは日本以外にも世界中の国へ移入されていますが、各地の生態系に深刻な影響を与えていることが問題になっております。
日本でも知床半島のいくつかの河川では、ニジマスの侵入により在来種の生息が確認できなくなっているという問題もあります。
日本では現在ニジマスは、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律において要注意種に指定されています。
最近でも静岡県の富士宮市が特産品のニジマスを「市の魚」に指定しようとした事がありました。
しかし日本生態系協会が外来種のニジマスは生態系に悪影響を与える可能性があるという事で待ったをかけるというニュースもありました。
ニジマスは外来種と言っても明治に移入されたという長い歴史もあります。
またブラックバスのように自然環境のなかで増殖することもないので納得できないというのが市側の意見で出されています。
釣りの入門魚としても昔から私達の身近にいるニジマスですから、今さら外来魚という認識もあまりないのではないでしょうか。
一般的には食材として消費者の口に入ることは少ない魚ですが、さっぱりとして癖が無いのが特徴です。