放流について
放流とは魚などを河川や湖、沼、海などに放つことです。
特定の種の個体数減少への対策として、産卵前に捕獲、発眼卵や稚児のにまで育てて、自然界に放ちます。
自然を復元するための放流には大きく分けて3つのタイプになるでしょう。
最も多いのは絶滅してしまった種を放流によって復元させる場合でしょう。
他には現存の種に同じ個体を放流して増強させる場合、保全の目的で他の適切な生息場所に種を定着させる場合の3タイプです。
放流を行うには必ずその川を管轄する漁業組合と話し合いをすることが必要です。
無断放流は絶対にやめましょう。
また放流の時期に関しても、魚の種類や気候によって変化してきますので、必ず確認してください。
発眼卵を放流することによってどのようなメリットがあるのでしょう。
発眼卵放流は稚児放流に比べて水温変化に対応力があると言われています。
そして孵化率が高く、良い稚魚が育ちます。
放流については自然に人間の手を加えることになるわけですから、放流することで自然体系が変わってしまうことになります。
安易に放流することは絶対にやめましょう。
放流の場所についても、その種の生息の有無、生息環境、他種の影響などを考えて、十分な調査の上で放流するようにしましょう。
また放流後の活動として継続的にモニタリングをしてその後の変化についても観察していくことが大切なことです。
放流することによって多くの生き物を増やすができると私たちは単純に考えがちです。
しかし人間が自然に手を加えることによって、その川の生態系を壊してしまうこともあります。
それを理解して、正しい放流をするようにしましょう。