H17 ヤリタナゴ退避作業 H17.3.06 Hits 群馬県藤岡市
H17 唐沢川 河川清掃 H17.1.30 Hits
唐沢川 河川清掃の様子 Hits 群馬県群馬町
淡路島からの便り Seto 兵庫県洲本市
クリーン大作戦
「ヤマメ稚魚放流」の感想 Tago 群馬県箕郷町
「ヤマメ発眼卵」配布から放流 Hits 群馬県前橋市
碓氷川プロジェクト2001「尺ヤマメを釣りたい」報告書 柳沢 政之 群馬県松井田町
快適な釣り場を実現したい
−漁業の組合員になりませんか−
柳沢 政之 群馬県松井田町
桃の木川パラダイス計画のご紹介 Fujii 群馬県前橋市
桃の木川パラダイス計画のご紹介 Part2 Fujii 群馬県前橋市
ヤリタナゴを守る活動のご紹介 Fukuda 群馬県藤岡市
2片自作バンブーロッド Fujii 群馬県前橋市
「群馬の魚を育てる会」に出会って Hits 群馬県前橋市


H17 ヤリタナゴ退避作業

平成17年3月6日


会員の福田さんらの主催の「ヤリタナゴを守る会」の活動に参加させていただきました。
協力するつもりがこちらの方がたくさんの事を学ばさせて頂き感謝いたします。



当日の様子はこちらから

○ 参加人員 25名程
○ 作業目的と内容
   「ヤリタナゴ」の生息する農業用水の掘り浚(さら)い作業のため、タナゴを全て採取し退避させる。
○ 一時採捕できた魚
   ヤリタナゴ 1,400匹弱 他

− 柳沢さんより −
 当日は寒かったですね。
 日の出ころも寒かったのですが、日陰に残っていた雪の影響か、日中も風が吹く非常に肌が出ている場所が冷たかったです。
 ヤリタナゴも救出していただいたとおり1千尾を超えるまで回復し、堰の水が残っている場所にはまだ姿が見えていましたね。
 これも地元の方々の努力の成果ですね。
 釣りの対象となる魚や水域については、誰かが注目して色々な働きかけがありますが、ヤリタナゴのように地味な存在は、それに注目して努力している人達の存在がなくなれば、消えてしまう可能性もあります。

 そして、保護の努力をしている人達は外からの応援があると非常に心強く感じ、がんばる元気が出てくると(私は)思います。 是非、これからも一緒に応援をお願いします。

− 福田さんより −
 この度は厳しい寒さの中、早朝より退避作業にご参加賜り厚くお礼申しあげます。
 一部の方には、二日間に渡りご協力をいただき重ねて御礼申しあげます。
 退避したタナゴの放流も無事済ますことができました事を報告させて頂きます。

 今回の作業に関しての反省と個人的考えを下記に箇条書きさせて頂きます。

1.水門の閉じる時間を何時もより遅らすことができた事、又転倒堰を倒さないで済んだ(今回が初)事により水門下流(タナゴが最も多く生息する区間)が渇水しなかった事、又全体的 に渇水場所を減少出来た事等、今まで問題点としていた課題が何点かクリアー出来た。

2.皆様のご支援により25名もの参加者を得て、以前に比べて広範囲の退避作業が出来た事により多くの魚を救えた事、作業時間が短縮出来た事、反面、藤岡(地元)参加者が少なく寂しい面がある・・・。

3.例年と生息場所が変更したのでは(生息場所の中抜け)という気がしました。
    何時も多数の魚がいた所に居なくて、上流と下流域に集中していた傾向があります
 
4.生息範囲も広くなっている様である。

5.**道路よりの下で、渇水並びに生活用水の流入による、死魚が多かった。
    100匹以上の犠牲があったようで、今回始めて退避作業を行なった場所ですが次回 の作業に問題点として反映させたい。  (前日に退避させるべきであった)

6.退避作業参加人数の増加と継続的に続けられている事等、又水産試験場の調査が行 なわれた等もあり、地元住民の関心も年々高まっている。

    ※皆様のご意見、お叱り等今後の作業に反映を行ないたいと思いますのでご連絡いただければ幸いです。
お問い合わせ・連絡先
Fukuda
「ヤリタナゴを守る会」
注>掲載に当たり、人物・河川等特定できるような記述は勝手に編集させて頂きました。(HP担当)



藤岡市のヤリタナゴのご紹介
 群馬県内では、藤岡市のある小川でしか生息していないと言われています。
 生息地域の人々や学校が一体となって調査・普及活動を精力的に行ってきました。
そして、平成12年には「ヤリタナゴ・マツカサガイ・ホトケドジョウ」が藤岡市の天然記念物に指定されました。

 「人工的な繁殖よりも、自然状態のヤリタナゴをいかに守っていくか・・・」それこそが本当の課題です。

 ヤリタナゴの生態については、以下のページをご覧ください。
  藤岡市のホームページ
  http://www.city.fujioka.gunma.jp/f_bunkazai/yaritanago1.htm
  群馬県水産試験場ホームページ
  http://www.pref.gunma.jp/e/04/suisi/sui4211.htm







H17 唐沢川 河川清掃

平成17年1月30日、今年も唐沢川に会員たちが集まり清掃をしました。



河川清掃の様子はこちらから

当日、清掃に参加頂いた皆様、お疲れ様でした。
当日の清掃の概要は次のとおりです

○ 参加人員 22名(うち、子供5名)
○ 清掃区間
  唐沢川の三ツ寺公園近くの1.5km区間(新幹線湧水の流入口から下流)
○ 回収のゴミ 軽トラック2台相当ですが、昨年の同時期に実施した時よりも明らかにゴミは少なくなっています。
○ 収集物の処理 粗大ゴミは高崎土木事務所、ビニ−ル袋にはいる普通ゴミは群馬町役場が処理してくれます。
○ その他
  河川内の清掃中にヤマメと思われる魚影を参加者が確認しました。これは、昨年4月に当会で稚魚放流したヤマメが少しは、釣りきられず残ったようです。

唐沢川のご紹介
 「唐沢川」は群馬町を流れる小さな川なのですが、新幹線のトンネルから湧水が流れ込み、その地点から下流、しばらくの区間は「水温と水量が安定しヤマメが生息できる状態」にあります。
 新幹線の湧水が流入しはじめて、数年は上州漁協がヤマメ稚魚を放流したので、安定した生息状況のために、放流の翌年には尺ヤマメに育った魚が結構釣られて話題となりました。
 しかし、話題となったことから、多くの釣り人が集まり、「良き釣り場」からあっと言う間に魚がいなくなり、流れだけが残りました。
 そして、放流効果が継続しないことを知った上州漁協はヤマメの放流を中止しました。
 
 そんな状況ですが、昨年から群馬の魚を育てる会のヤマメ稚魚放流の一部、約600尾ほどをこの唐沢川に運んで放しています。
 このヤマメが生息する区域を昨年の続いて継続して清掃をしていきたいと考えています。







唐沢川 河川清掃



平成15年1月26日、群馬県の群馬町を流れる「唐沢川」の清掃を行いました。
想像以上(どおり?)のゴミの回収ができました。

 





「・・・・」
ご感想をお待ちしています。

−Hits−






淡路島からの便り



今年度、淡路島に新しい友人が会員となっていただけたので紹介させていただきます。
そして今年淡路島の川に群馬のヤマメが泳ぎ始めた様子です。


 以前より、テレビでイワナやヤマメなどを釣る番組を見るたびに「羨ましいなあ。なんで淡路にはこんな魚おらへんのやろ?」と思っていました。

 私は、子供の頃から魚釣りが好きで、よく池や川に釣りに行ってました。しかし、最近ではブラックバスやブルーギルが幅を利かせ、在来魚の数が減ってきました。私が今回ヤマメの発眼卵の放流を企てているA川にはカワムツや、どぶっちょ(ドンコ)しかおらず、物足りなく感じていたのです。

 もともと淡路島には渓流魚がおらず、20年ほど前までは鮎もいたそうですが、開発等によってその姿も見られなくなりました。

 ある日、「そうや、魚がおらんのやったら放流したったらええんや!A川やったら条件は揃っとると思うし、いけるんちゃうか?」と思ったのです。そしてインターネットで検索した結果「群馬の魚を育てる会」と出会うことができたのです。
 以前より熱帯魚を飼育していたのでその経験を生かし、少しでも生存率が高くなる様に、卵だけではなく是非とも稚魚まで育てて放流をしてみたいと思います。
 また、今回はヤマメですが、ニジマスの放流にもチャレンジし、A川で渓流魚の生息が確認できるまで続け、ゆくゆくは、他の川でも挑戦してみたいと思います。
  

−Seto 瀬戸−

 夏場の高水温を越えられるのか・・・、鱒類の生息域ではないとされてきたこの島で生き残ることはできるのか・・。
とても興味深いことです。

ただ、目まぐるしい昨今の環境変化の中、淡路島の川で生き残る可能性は0だなんて誰も言えないと思います。
それにヤマメたちは以外とたくましい面も持ち合わせていることに驚かされたりもします。
長期構想が予想されますが、群馬のヤマメたちにも頑張って欲しいですね。

続報をお待ちしています。
−Hits−







クリーン大作戦 2003

  群馬県の道普請型ぐんまクリーン大作戦の趣旨に賛同し、河川清掃を励行しています。

  
野反湖での清掃



神流川で・・・

 
前橋 桃の木川で・・・

 
松井田地区で・・・

ご協力ありがとうございます。

河川などの清掃活動に協力すると、常に感じるのですが、環境美化は道徳心に訴えるだけではなんともなりませんね。
 資源のリサイクルも目的として、缶やペットボトルについては「デポジット(預かり金)」制度を導入しないと、「捨てる人」は絶対にいなくならないと思います。
 数年前に国の制度として導入が予定されていると新聞報道があったのですが、その後進展がないようで、残念です。







「ヤマメ稚魚放流」報告と感想  2003/4/6
- Tago -

  4月6日 日曜日は前日のみぞれもあがり、風は冷たいものの快晴になった。

 あづま養魚場を出て約40分、私の地元である箕郷町の白川とその支流である車川との合流点に着きました。前日の下見のとき候補に上げておいた4ヶ所のうち、いちばん釣り人が少ないであろうと思われる場所です。
 なにしろそこは「箕郷ふれあい公園」のすぐ脇で、左岸では時おりバーベキューなでしているグループもあるし、水量の少ない時は子供が中州で水遊びをしたりもしています。
 また私が放流した右岸、すなわち車川との合流点は、水量が増えると冠水したり、冠水しないまでもすぐぬかるみになってしまって乾燥しているとき以外はほとんど人が入らない様子です。
 まして釣り人といえば、城見橋の上流と、原山橋の下流にある栄橋付近から下流でチラホラ見かける程度です。

 放流した稚魚は、「あづま養魚場」より運んだ約400尾と私が育てた60尾。合流点の車川寄りと白川寄りのよどみに所数ヶ所に分けて放流しました。
 『来年大きくなったらとうちゃん(オレのこと)が釣ってあげるからね!。それまで知らないオジサン(ほかの釣り人のこと)についていっちゃだめだよ』と(心の中で)声をかけながら放流したのでした。

 解き放たれた稚魚たちは、すばやく石の下などに身を寄せて、時々上目使いにこちらを見て、『コラッ、とうちゃん(オレのこと)いつまで見てんだい、あっち行けシッシッ』などと言いたげな顔をするのでした。
 またなかには泳ぐ方向を間違えて本流に出てしまい、『うわー助けてくれーおれは泳げないんだー!!』と叫びながら下流に流されていくドジ野郎も数尾いたのでした。

 おーい、みんな元気でいろよー!! それからくれぐれも川鵜には気をつけてなー!!






「ヤマメ発眼卵」配布から放流  2003/2/8
- Hits -


 「ヤマメの発眼卵」が我が家に来た。
 去年(2002)の「ヤマメの発眼卵配布」に参加して、久しぶりに発眼卵を育ててみたくなり自宅へ持ち帰りました。
 子供と一緒に何かをしたいという思いも多分にあったと思います。一人で飼育するのは三日坊主の自分の性格では結構きつくて、ここ数年は飼育していませんでした。
 そして、会員の特権でちょっと多めに発眼卵をいただいてきました。
 5才の子供には一般の方への無料配布の手伝い?もさせてみました。(かえって邪魔になっただけでしたが、会員の皆さんにはご迷惑をおかけしました。)

 孵化
 今年の孵化は遅かったような気がします。発眼卵をいただいてから2週間ほどかかってやっと孵化が始まりました。
 知人達に聞いてみると早い人はとっくに孵化が始まっていたので、ちょっと不安にさせられたりもしました。また、よく死んでしまうと言う話も聞いたのでなおさらです。

 孵化が始まると数日で一斉にさいのうを抱えた稚魚たちが飛び出してきました。同時に大量の泡が発生するので水槽の水換えの頻度は増します。私は、稚魚が浮上し始めるまでは小さい水槽で飼っています。水換え作業がとっても楽に行えます。
 そのとき孵化に失敗して死んでしまう個体が多いのには驚きました。この孵化の段階で約5分の1位の稚魚が死んでしまったようです。
 しかし、孵化が終わるととりあえずは一段落します。浮上するまではオタマジャクシのようで可愛らしく観察するのが楽しみになってきました。

 数匹が浮上した時に水槽を大きな物に変えてあげて、同時に餌も与え始めました。そのとき、さいのうを抱えた稚魚も不器用に餌を食べる事に気がつきました。
 その頃です。友人達から稚魚が全滅してしまったという話を聞くようになりました。僕よりもずっと立派な水槽設備で飼育しているにもかかわらず死んでしまったというので疑問を感じていろいろと状況を聞いてみました。すると、以下の点が原因として考えらました。

 発眼卵が大量死してしまう原因
1.自宅への持ち帰りかた
  発眼卵は一刻も早く酸素が豊富な水槽へ移してあげた方がよい。カップのまま数時間放置してしまうとその段階で弱ってしまうようである。私は水に浸したキッチンペーパーの様なものに発眼卵を包み持ち帰って、すぐに水槽へ移した。輸送中は車の暖房を切った。
  輸送に時間がかかってしまうことが予想される場合は、クーラーボックスにスポンジを敷きスポンジを湿らせた上に発眼卵を載せて持ち帰ると良いと思う。
  会では、発眼卵を水を入れたコップの中に入れて渡しています。この方法が本当に良いのか皆さんの運搬方法と発眼卵の様子を是非教えていただきたいと思います。改善すべて点は改善したいのです。

2.水温
  冬の時期は水温にそれ程気を使わなくても良いはずだが、居間に水槽を設置していると水温が上昇してしまう。なるべく家の中でも寒いところへ設置するべきだ。実際、他人より早く孵化するというのは水温に関係していると思う。

3.紫外線
  紫外線に弱いと聞いているが、とにかく暗い方が良いようである。熱帯魚の水槽を使っている場合は蛍光灯も消しておいた方が無難である。
  また、私は水槽の後ろに黒い紙を置いている。孵化するまでは普段は光には当たらない場所に水槽を設置するのが良いようです。また、稚魚になっても暗いところの方が落ち着いているように見えました。

4.水の交換
  水道水を使う場合は、必ずカルキ抜きをしてから使う。
  水の交換は孵化が始まったらなるべく頻繁に行った方がよい。

 以上が、大量死してしまった方の話を聞いてみて感じたことです。特に難しいことは無いと思いますが・・・。
 それでも死んでしまう個体はいます。でも、それは仕方ないことだと思います。
 弱い個体は孵化の段階でその試練を乗り切ることができず、孵化してもその後の生存競争でとうたされて、生命力の強い者だけが生き残れる事になります。
 自然界での生存率よりは高いはずです。

 浮上から放流

 浮上した稚魚は、良く餌を食べます。最初は小さな粒子の餌をあげました。また、この頃には強い個体だけが生き残った様子で訳も分からずに死んでしまうことはなくなりました。
 そして、生き残った稚魚どうしで餌の奪い合いや良い場所の奪い合いを行うようになりました。するとますます個体差に拍車がかかるようです。
 大きくなった個体は粒子の細かい餌では物足りなくなり、大粒の餌も積極的に食べるようになりました。

 以前、稚魚を育てたときには強者が弱者のエラをついばむという共食いまでいかなくてもいじめのような行動が見られましたが、今回は体当たりする程度で、そこまで弱者を痛めつける光景は見られませんでした。

 2月になると水温が上がるためと大量のフンのため水槽の水がすぐに濁るようになりました。強力なフィルターでもあれば良いのだけれど、生き物の飼育が苦手な我が家ではとても購入する気は起きません。
 すこし早いかなと思いましたが、子供に良く言い聞かせ放流を決意しました。

 子供は水換えや餌くれなど良く手伝ったと思います。それだけに何故魚を川に放してしまうのか理解は難しいようでした。
 ちなみに子供が魚に付けた名前、
   「レロ」 ・・・・ 最も大きく育った稚魚
   「ポトヤ」 ・・・ 中層をよく泳ぎ回る中くらいの個体
   「ヨモ」 ・・・・ あまり大きくなれなかった弱い稚魚
 「ヨモ」に餌を食べさせるのがとっても難しかった・・・。それにしてもこの名前の発想はどこから来るのでしょう???。

 2月8日、桃の木川に放流しました。

水槽の稚魚の様子
 運搬方法は、このようにバケツに大きなビニールを入れてその中にカルキ抜きをした水を入れて、空気を入れてしっかりとビニールの口を縛れば簡単に車で運搬できます。暖房は切った方が良いですね。
 稚魚の量にもよりますが、100匹ぐらいなら30分位は問題ないと思います。

ご覧のとおり元気です。
写真を撮って後で数えてみると80匹いました。

場所探しでウロウロしてしまいました。
放流を計画していたところには、水鳥がたくさんいたのです。水鳥がヤマメの稚魚を食べてしまうのか疑問ですが・・・。

 
桃の木川のヤマメは絶対に殺さないで欲しいです。
 「川に放してあげたから、こんなに元気に大きくなったんだよ」っていつか見せてあげたいですから・・・・。

「殺されて食べられちゃったんだよ」なんて言えないですよね。

関連ページ:桃の木川パラダイス計画





碓氷川プロジェクト2001 「尺ヤマメを釣りたい」 報告書


アンクル・サム
上州漁協松井田支部高梨子地区


放流の状況
 平成13年6月2日(土)午後4時に水産試験場箱島養鱒分場でヤマメを活魚運搬車に積み込み始め、地蔵峠経由で増田川、碓氷川中流、入山川そして最後に増田川上流へ行き、放流を終了したのが夜中の12時半。いや−疲れました。
 でも、今回、水産試験場で秋に採卵する親魚候補として大事に育てていたヤマメの一部を特別に出荷してくれたのですが、その大きかったこと。
 尺ヤマメではなく「尺上ヤマメ」で、最大は40pを超えようとする魚体、両手を使っても、捕まえて流れに放す作業が大変なくらいでした。
 指定の放流場所で待っていた、プロジェクト賛同者も「これは、すごい」「ヤマメではなくてサクラマスだ」などと感嘆してくれました。
 そして、若干のアクシデントがあったものの、予定の場所へ、次のとおり尺上ヤマメを無事放流する事ができましたことをご報告します。
 なお、放流の途中、増田川上流で小板橋、柳沢は「イノシシ」の親2頭、子6頭を目撃し、協賛者の一人は増田川支流で「月の輪熊」に15mの至近距離で御対面できたとのことなので、松井田の自然の包容力もまだまだあるとちょっと安心しました。

  放流(購入)尾数 117尾
  購 入 重 量      48kg
  平 均 体 重     410g
  体     長  30p〜40p  平均約33p(推定) 
  放流場所 
    ・碓氷川本流 2カ所
    ・九十九川   2カ所
    ・増 田 川    6カ所
    ・入 山 川    1カ所   
       計    11カ所
  


放流協力と経費
 群馬県内におけるヤマメとイワナの販売価格は1kgあたり1,800円ですから、今回の放流魚は平均体重410gなので、1尾の平均購入価格は738円となります。
 高いですか。でも、魚を放流して殖やすことは、このくらいコストが必要なものなのです。だから、漁協が釣り人に買ってもらう遊漁券の値段は決して法外なものではないことを分かっていただけたでしょうか。
 さて、今回の経費と場所を指定しない御芳志を寄せて頂いた方々並びに自分の大切にしている場所へ放流するために出資した方々は次のとおりです。


放流に要した経費  82,800円
  内 訳
 ・尺上ヤマメ117尾(48kg)代金  76,800円
  (尾数には、途中の死亡によるロスを考慮し、水試の特別サ−ビス分を含みます)
 ・活魚運搬車使用(酸素代を含む)御礼  6,000円

協力頂いた皆様
 放流場所を指定しない協力のみの方々
   太 田 市  里 見 栄 正 さん   10,000円
   前 橋 市  佐 藤 成 史 さん   10,000円
   松井田町  萩 原 明 弘 さん   10,000円
   吾 妻 町   高 橋 一 郎 さん    1,000円
   さいたま市 佐 藤  晋  さん     1,000円
   松井田町  小板橋 伸 俊 さん   15,900円
   松井田町  柳 沢 政 之 さん   15,900円 
            計 7人          63,800円

 場所を指定し、自分で放流した方々
   参加者計 11人  出資金額計 19口(19,000円)


プロジェクトを振り返って
上州漁協の組合員になるには 
 普通の遊漁者は、漁協の組合員は特別な人がやっていて、関係ないし、組合員になることはできないと思いこんでいませんか。
 漁業法第10条の規定による漁業権を知事から免許を受け、河川湖沼の釣り場を管理する内水面漁協の組合員には年間30日以上魚を採捕(釣りでもOK)している人なら誰でも、株券を入手する事により組合員資格を得ることが出来ます。
 上州漁協では株券代金「2万円」と名義書換手数料「5百円」の2万5百円で株券を譲ろうとする人から譲渡を受け、正組合員になることが出来ます。
(申し込みは上州漁協事務所へ TEL 027−322−3041)

漁協組合員になる利点  
 ・年鑑札が5百円割引きになります。
 ・地区役員になればヤマメ・イワナやアユの放流作業をすることができます。
 ・釣り場の監視をすることにより、無鑑札の釣り人や密漁などの防止に協力することができます。

よい釣り場にするために  
 釣れないことに対して、仲間内で「愚痴」を言ったり、漁協の悪口を言ったりしても、現状の「釣り場は」何も変わりません。
 現状を変えるためには、釣り場の管理者である「漁業協同組合」が我々の考えを取り入れて、釣り場と魚類資源の管理を実施してもらうのが「唯一」の方法なのです。
 そのためには、漁協に要望を伝える行動を釣り人がする必要があるのですが、最も直接的な効果があるのが、漁協組合員になり、放流や監視を「貴方」が実行し、漁場管理に努力することです。
 
漁協による釣り場の管理 
 アメリカのように自治体が釣り場を管理すれば「良い釣り場」ができるなどと言う人がいますが、平成12年に水産庁が関係者の意見を聴取して、今後の内水面漁場の基本政策を検討しましたが、結論は「現状のままの漁協による漁場管理」でした。
 これから20年は今のままの体制で行くはずです。従って、繰り返しになりますが、漁協に我々の要望を取り入れてもらうしかないのです。
 
柳 沢






快適な釣り場を実現したい
−−漁協の組合員になりませんか−−

柳沢 政之

 いつの頃まで遡れば「快適に釣れる渓流釣り場」が群馬に存在したのでしょうか?。

 釣りを始めて40年近く経ちますが、残念ながら私は身近で「釣れる状態の河川」に出会ったことがありません。
 最初は、昔の多くの子ども達が経験したように、遊びと言えば自然を相手にすることが多く、小学校の頃から釣りや夏のヤス突きでの魚取りに親しんでいました。
 中学校での自転車、高校でのバイクと移動手段が替わり、行動範囲が広がるにつれ、ハヤ釣りから渓流魚を対象とした釣りへ移行していきましたが「程々の釣り」は楽しみましたが、生活の場には「快適な釣り」の出来る水域は無かった様な気がします。

 40年前から現在まで、普通の釣り人でしかない私にとって、「釣れる釣り場」はかなりの無理をして、時間と費用を捻出して出かけなければ体験することのできない特殊な環境でした。

 そこで、昭和54年頃から、釣りなどにより知り合った人達と「群馬の魚を育てる会」として少しずつですが、魚を増やし快適な釣り環境の実現を目指して活動をしてきました。

 その過程で強く感じたことは、現在、そしてこれからもしばらくの期間は続く、漁業法による釣り場管理体制の中では、漁業協同組合すなわち「漁協」が釣り場造りの主役であり、漁協として関与しなければ私達の「釣り人としての思い」が実現しないことです。
 幸いなことに、内水面漁協と呼ばれる河川や湖沼を管理する漁協は、いくつかの条件がありますが私達「普通の釣り人」も組合員になることが出来ます。

 そして、私は群馬県碓氷郡松井田町に在住しているので、平成7年12月「上州漁業協同組合」に加入し、平成11年からは松井田地区総代として放流や釣り場の監視をしています。

 口先だけでなく、快適な釣り場の実現を願うなら、漁協の組合員として活動し、漁協を我々が運営することが「快適な釣り場環境」を実現できる最短の道です。生活している地域の漁協に加入し、時間をかけて漁協が変わるよう活動しませんか。



  漁業協同組合の組合員になるためには

  ある漁協l監視員の記録



「群馬の魚を育てる会」柳 沢






桃の木川パラダイス計画のご紹介
  
Fujii


 前橋市東部を流れる「桃の木川」を皆さんご存じでしょうか?。

 桃の木川は、その水源である利根川の冷水化にともなって、真夏でも水温22度程度の区域のところもあります。しかし、残念ながら釣りの対象になる魚影は濃くありません。

 環境的には、市民のよい憩いの場になっており、子供たちもそれほど危険なく釣りが楽しめる状況であり、貴重な漁場の有効利用になると思います。

 
そこで、現在「群馬の魚を育てる会の一部の有志」により、桃の木川を素晴らしい釣り場に変えようと地道な活動を行っております。
 題して、「桃の木川パラダイス計画!!」。

 

是非こちらのURLへアクセスしてみてください。


ご意見・ご感想をお待ちしております。 Fujii







桃の木川パラダイス計画のご紹介Part2
  
Fujii

会のHPに書かれているように、かつて桃ノ木川上増田地区に魚を放流していたこともあり、ここ何年か地元によいフィールドができないものかと、釣り堀で魚を釣っては放流して様子を見てきました。

荒砥川の大胡町下流は、かつて友人がヤマメをよく捕獲したこともあり、大胡町上流から取水した水も戻るので、家畜の処理場までの間がよい釣り場にならないかと思い、平成12年に友人と釣った多数のニジマス及び会で配布されたヤマメ稚魚を放流してみましたが、周りが田ばかりで人がいないせいか、ニジマスはほとんど鵜に食べられてしまったようです。ヤマメの稚魚も大雨などの急激な増水によって、広瀬川に流下してしまったようです。

平成13年には、桃ノ木川合流付近の藤沢川に、友人と釣った多数のニジマスを放流してみましたが、近所の暇なご老人方にほとんど釣り切られました。そこで、もう少し上流の木がかぶっている堰堤の上にいれたところ、よく魚が残りそれなりに楽しめたので、会で配布されたヤマメの稚魚も放流してみました。ところが、藤沢川は大雨が降ると水かさが一気に増すため、魚は結局、桃ノ木川に入ってしまったようでした。それで、夏ころから桃ノ木川の前橋青果市場付近にニジマスを放流してみたところ、魚は随分残り、ヤマメのライズもかなり確認でき、多くの人が釣りにきていました。そこで、もう少しよい条件のところはないかと探し、現在は山形公園付近に放流を続けています。

桃ノ木川は、水の大半を利根川から取水しているため、その冷水化にともない真夏でも水温が22度程度で、渓漁が年間生息できる条件を満たしています。しかし、かつては4月下旬に利根川からの取水を1週間止めていたので、この大幅な減水に伴う水温の上昇を渓漁は乗り越えられませんでした。それが、去年から3月1日に変更になったので、生き延びる可能性が増しました。ゆくゆくはこの減水自体を中止してもらえないものかと考えています。

以上のような経緯から、桃ノ木川パラダイス計画ははじまりました。多くの課題を抱えているのも事実ですが、基本的には自分たちでできそうなことをやっているにすぎません。会のHPにも書かれているように、自分たちで自分たちの身近によいフィールドを作ろうということです。これは、会のコンセプトでもあり、マンネリ化した会の活動の新しい方向性だと思います。野反湖も会の経緯からして捨てがたいフィールドで、今後も重要な活動の場となるでしょうが、それぞれの居住地近くに拠点を設けて、日常的に活動していくことも重要だと思います。会のヤマメ稚魚の県内各河川への放流を契機に、各方面にこうした活動が発展していくことを念願してやみません。

群馬の魚を育てる会  桃ノ木川担当?!

 Fujii







ヤリタナゴを守る活動をしています
  Fukuda





 群馬県では絶滅したと思われた、ヤリタナゴが藤岡市の農業用水で、発見されました。発見者は群馬の魚を育てる会の斎藤さんです。
 現在ヤリタナゴは、限られた場所で極少数の固体が生息している状況で、ヤリタナゴ調査会、藤岡市、ヤリタナゴを守る会、地元の方々等で保護活動を行っていますが、更に活動を推し進める必要があります。

 条件等制限は有りませんので、ボランティアとして活動していただける方はご連絡賜りたく存じます。
Fukuda





2片自作バンブーロッド
  Fujii





 竹の2片の表皮側を合わせて、バンブーロッドが作れます。
 プレーニングフォームは必要ありません。普通の竹でも7フィート4番くらいまでいけます。
 トンキンケーンなら、1片でも成形するだけで柔らかめのロッドができます。
 あまり美しくはありませんが、使える竿はできます。

 11本作ったらあきてしまいましたが、興味のある方連絡ください。



Fujii




「群馬の魚を育てる会」に出会って・・・
。   Hits


 私が「群馬の魚を育てる会」に所属してから10年位経つと思います。 それまでの私は恥ずかしながら乱獲のし放題でした。
 そして、ある時いつもの川で大ヤマメに出会いそしてつり上げました。今後もう釣ることはできないだろうと思われたその魚を剥製にしました。何のために??。いつまでも他人に自慢するため、そして後生の人間にかつてこの川にはこんな魚が居たのだと実体として残すために・・・。
 その頃の私は、釣りの楽しさを釣った魚の数やサイズでしか語ることを知りませんでした。

フライフィッシィングと会との出会い

 ある時、フライフィッシィングに目覚めました。動機は不純で餌づりよりもポイントが広がること、そしてその気になれば朝から晩まで釣れる釣り方だったからです。テンカラ釣りでも良かったのですが、フライロッドの方が小渓流で有利に操れると思ったのです。
 すると釣りの世界が一気に膨らみました。当時はフライフィッシィングに関する情報も少なく試行錯誤の連続でした。それでも飽きない程度に釣れましたので当時の魚はフライマンに対して大らかだったようです。
 ちょうどその頃、会のY氏と知り合い入会させていただきました。Y氏からはタックルの事、魚の事、フィールドの事などたくさんの事を教わり、熱く答弁していただいたモノです。また、飄々としたY氏の個性にも惹かれました。
 私はその頃にはやっと魚を殺さなくても釣りを楽しめる余裕が生まれていました。
 しかし、当時はまだY氏達の放流行為は僕には失礼ながら愚行に思えました。「いくら放流したって明日には餌づり師達にイクラで根こそぎ釣られて殺されてしまうさ」と思っていたのです。

ヤマメの発眼卵

 会の恒例行事で前橋役所前でヤマメの発眼卵の無料配布を一般の方におこなっています。
 会の先輩に「これだけ発眼卵を配れば随分魚は増えるでしょうね」と問いかけてみました。しかし、先輩からの答えは当然と思われていた答えと反していました。
  「配った魚のうち何パーセントが川で生き延びられるかはしれたモノだよ。」
 この言葉を聞いて私は面食らいました。何故、直接放流せずに会費の大半を使い、メイン行事として一般の方に発眼卵を配るのか。この行為自体がとても非生産的な事に思えたのです。
 その日、私は30粒ほどの発眼卵をいただき自宅の水槽で育てる事にしました。

ヤマメの飼育そして放流

 ヤマメの飼育は想像よりもはるかに大変でした。
 発眼卵は確実に孵化しますが、水槽の水がすぐに汚れてしまうため頻繁に水を換えてあげなければなりません。冬で手がかじかむ季節の作業ですから苦痛以外の何事でもありませんでした。
 成長してくると餌をどん欲に食べ始めます。落下してくる餌には興味を示しますが、底に落ちてしまった餌はあまり食べてはくれませんでした。結局、さらに餌くれと水換えの頻度が増しました。餌が不十分ですと共食いも始めます。
 3月になり個体も大きくなりいよいよ放流間近になりました。

 しかし、ある朝数匹死にました。原因は水温だったと思います。すぐに気づいて放流すれば良かったのですが一日おいてしまいました。翌朝には一気に大半が死んでいました。あわてて生き延びた数匹の放流を決意しました。
 僕にとっては数匹でも苦労して育てたかわいいヤマメ達です。【絶対に餌づりに釣られない様に、またなるべく住み心地が良い川に放してあげて大きく育って欲しい】と思うのは当然の事です。
 ところがいくら探してもそんな川は存在しませんでした。心の中にすきま風が吹くような思いの中、利根川の本流に放しました。

 そしてそのとき、発眼卵を配布したときに先輩が言った言葉が実感としてのしかかってきました。私は、やっと何故会がもっとも発眼卵の配布に力を入れているのかを理解しました。

魚を育てるということ

 「魚を育てる事」それは「魚が住める川を作る事」そしてそのためには「人間の意識自体を育てる事」だっだんですね。
 魚を育てようと言う意識をみんなが持たなければ、いくら放流を繰り返したところで魚は確実に居なくなります。そのことに気がつくまで僕はずいぶんと時間を使った気がします。「一匹ぐらい良いだろう」という考えの甘ささえ辛く感じます。
 
「魚を育てる事」それは「人を育てる事」です。

子供達へもっとフィールドを・・

 そして、現在、私も一人前に人の親となりました。小さい我が子を見て、最近痛切に感じる事があります。
 「子供が釣りをできるフィールドが無いのです。」
 他人からは「早く子供と一緒に釣りに行きたいでしょう。」等とよく言われます。実際もし子供が魚釣りに興味があるならば是非教えてあげたいモノだと思っています。
 しかし、大人がガソリンと時間を大量に使っても大して釣れないのに子供に釣れるだろうか?。そして、やはり自転車でいける範囲にフィールドがなければ子供は釣りを趣味としても辛い思いをするだけではないのだろうか?。だったら自分だけの趣味に止めておいた方が良いのではないかという気持ちにさせられます。
 子供達用に解放されたはずの公園の池などにも大人達が群がり子供達はそっちのけで真剣に釣り糸を垂らしている姿を見かけます。辛い事です。
 「子供達へのフィールド作り」をこれからの自分なりの最大課題にして会の活動に参加していきたいと思っています。

 下手な文章につきあっていただいてありがとうございました。
 これからもどうぞよろしくお願いします。




「群馬の魚を育てる会」
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