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会のHPに書かれているように、かつて桃ノ木川上増田地区に魚を放流していたこともあり、ここ何年か地元によいフィールドができないものかと、釣り堀で魚を釣っては放流して様子を見てきました。
荒砥川の大胡町下流は、かつて友人がヤマメをよく捕獲したこともあり、大胡町上流から取水した水も戻るので、家畜の処理場までの間がよい釣り場にならないかと思い、平成12年に友人と釣った多数のニジマス及び会で配布されたヤマメ稚魚を放流してみましたが、周りが田ばかりで人がいないせいか、ニジマスはほとんど鵜に食べられてしまったようです。ヤマメの稚魚も大雨などの急激な増水によって、広瀬川に流下してしまったようです。
平成13年には、桃ノ木川合流付近の藤沢川に、友人と釣った多数のニジマスを放流してみましたが、近所の暇なご老人方にほとんど釣り切られました。そこで、もう少し上流の木がかぶっている堰堤の上にいれたところ、よく魚が残りそれなりに楽しめたので、会で配布されたヤマメの稚魚も放流してみました。ところが、藤沢川は大雨が降ると水かさが一気に増すため、魚は結局、桃ノ木川に入ってしまったようでした。それで、夏ころから桃ノ木川の前橋青果市場付近にニジマスを放流してみたところ、魚は随分残り、ヤマメのライズもかなり確認でき、多くの人が釣りにきていました。そこで、もう少しよい条件のところはないかと探し、現在は山形公園付近に放流を続けています。
桃ノ木川は、水の大半を利根川から取水しているため、その冷水化にともない真夏でも水温が22度程度で、渓漁が年間生息できる条件を満たしています。しかし、かつては4月下旬に利根川からの取水を1週間止めていたので、この大幅な減水に伴う水温の上昇を渓漁は乗り越えられませんでした。それが、去年から3月1日に変更になったので、生き延びる可能性が増しました。ゆくゆくはこの減水自体を中止してもらえないものかと考えています。
以上のような経緯から、桃ノ木川パラダイス計画ははじまりました。多くの課題を抱えているのも事実ですが、基本的には自分たちでできそうなことをやっているにすぎません。会のHPにも書かれているように、自分たちで自分たちの身近によいフィールドを作ろうということです。これは、会のコンセプトでもあり、マンネリ化した会の活動の新しい方向性だと思います。野反湖も会の経緯からして捨てがたいフィールドで、今後も重要な活動の場となるでしょうが、それぞれの居住地近くに拠点を設けて、日常的に活動していくことも重要だと思います。会のヤマメ稚魚の県内各河川への放流を契機に、各方面にこうした活動が発展していくことを念願してやみません。
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